前回の記事で見てきた映画を書き出した所、ホラー映画は100本以上見ていた。
そこで今回は本当に怖いホラーを紹介したい。
面白いホラーの特徴
はじめに、面白いホラー映画の特徴は以下の2つである
・ナンバリングされている最初の映画
・ベタ
ナンバリングされる=一作目がヒットした=一作目が面白い
という単純な理屈だ。だがホラー映画の場合は、一作目が面白いがナンバリングされていくうちにクソ映画になる場合も多いので注意。
王道ホラーは大体、大学生×お色気×グロを満たしてる。ルーティン、マンネリもホラー映画の魅力の1つだ。
面白くないホラーの特徴
逆に怖くないホラーの特徴は、以下の3つである。
・キリスト教的な悪魔のホラー
・グロさだけに頼っている
・心霊系
日本人にとって、キリスト教は馴染みがない宗教だ。
そのため悪魔やらなんやらその辺のキリスト教的な恐怖の対象を出されてもポカーンとしてしまう。悪魔憑きで有名なオーメン等は当然のごとく選考に漏れた。
グロさはホラーの重要なエッセンスの1つであるが、それだけではつまらない。
心理学でも、人間を従わせるのに最も効果的なのは「弱い恐怖」だとか。
意外かもしれないがグロすぎると、逆に笑ってしてしまうのだ。その為ゾンビ映画は、コメディ化されることが多い。
結局、悪魔が怖くないように心霊は大して怖くない。
実在しないと思っているし、洋画の場合心霊に対する概念が異なるので、あまり入り込めない場合が多いからだ。
今回は本当に怖いのは人間という視点で選んだ。
ではホラー映画のトップ3ランキングを発表しよう。
※本当はトップ5にしたかったのだが、駄作が多くランキングとして紹介するには足りない作品が多かった。
3位ヴィジット
休暇を利用して祖父母の待つペンシルバニア州メイソンビルへと出発した姉弟。優しい祖父と料理上手な祖母に出会えた喜びも束の間。就寝時、完璧な時間を過ごすためと、奇妙な「3つの約束」“楽しい時間を過ごすこと”“好きなものは遠慮なく食べること”“夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと”が伝えられる。夜9時半を過ぎ、異様な気配で目が覚めた二人が目にしたものとは…。 「Oricon」データベースより
ヴィジットの凄い所は、グロに頼っていない所だ。ネタバレになるので詳しくは言わないが、さすがシックスセンスの監督だという結末になっている。
この映画は暗くしてみることをおすすめする。子供視点独自の恐怖がとてつもなく味わえる。
恐怖以外にストーリーも楽しめる一作。
※シックスセンス・・・どんでん返しのオチが秀逸な有名映画
2位 ホステル
バックパッカーをしながらヨーロッパ各地を旅行している大学生パクストンとジョッシュ。
ある時、とある田舎町に男たちの求める快楽をすべて提供する<ホステル>があるとの噂を耳にする。
早速そこへ向かった彼らは、その<ホステル>にたどり着き、期待以上の夢心地のひとときを過ごすのだが・・・。 Amazonより
ホラー映画の三種の神器、お色気、グロ、カタルシスを満たしているTHE王道ホラー。
人に勧めたら人格を疑われるような作品ではあるが、面白いことは間違いない。
ちなみにホステル3まで出ているが、「ホラーのナンバリングは2以降つまらない」の法則に見事に従っているのでこれ以降は見る価値はない。
※想像を超えるグロさなので、苦手な人は注意
1位 クライモリ
奥深い森に古くから伝わる恐怖の伝説の正体とは…。エリザ・デュシュク、エマニュエル・シューキーほか出演によるハイテンション・サバイバル・ホラー。
(「Oricon」データベースより)
堂々の第一位はクライモリとなった。はっきり言って、これを超えるホラー映画に出会ったことはない。
視聴後の手汗はハンパじゃなかったし、未だに色んなシーンを鮮明に覚えている。映画館でこれを視聴していたとしたら、一生のトラウマになっていたことは間違いない。
例えて言うなら、追いかけられる悪夢を見ているような映画。
※グロいので、苦手な人は注意
まとめ
いかがだっただろうか。
ホラー映画は意外と総数が少なく、網羅しやすいジャンルの1つだ。
数をこなしていくうちに、お約束もわかり始めるのであるあるとかベタとかの判別もつきやすくなる楽しいジャンルだ。
だが、同時にグロい映画も多いので苦手な人は気をつけて欲しい。