暇な医者の戯言

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受験勉強がその後の人生に役立つ、たった2つの理由

初めに言っておくが、「高学歴が使える」とか「受験勉強自体が役に立つ」とか主張するつもりは毛頭ない。

受験勉強自体には何の価値もないし、将来役に立つものではないからだ

ただ、受験勉強を経験することによって得られる能力が役に立つ。

孫子いわく「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

受験勉強においての敵とは過去問のことであり、己とは自分の能力のことである。

すなわち受験勉強においては過去問を把握して、模試で現時点での自分の能力を把握すること。

そこから逆算してどの程度まで勉強を進めればいいかを管理するマネージメント力が必要になるのである。

このマネージメント力がその後の人生に大きく役に立つ。

敵を知って、己の実力を知ることは、全てのことに応用が効く

例えば筋トレしてマッチョになったのにモテないと嘆いてる人は、敵を知ってないのだ。

日本ではマッチョの需要があまり無いし、そもそもモテたい対象の女が筋肉好きでなかったら何の意味もない。

筋トレしてもモテるのはあくまで「筋肉が好きな少数派の女子」であり、夏じゃないと筋肉を見せる機会はない。

この例で分かる通り、敵に合わせることが最重要になるのである。

他の例としては女のネイルがまさにそれに当たり、同性受けはよくても異性受けはあまりしない。

敵(=相手)の需要に合わせていないから、コストに対するリターンが少ないのである

 就活において、GPAが高くて成績優秀なのにうまくいかなかったと嘆いてる人も敵(=企業)を見ていない。

企業の採用されやすい人間はGPAが高い人間ではなく、顔がいい、体育会、コミュ力があるといった特徴を持つ人間なのである。

すなわち、モテたかったら異性好みになる必要があるし、就活を成功させたかったら企業が求める人材になる必要がある。

己を知る

多くの人間は自分を過大評価している。

自分が特別な人間であるとか、自分はオンリーワンだとか思っている。

根拠のない自信は必要だが、自分を知らないことと自信があることは違う

己を知る方法は自分を客観視するしかないが、これが非常に難しい。

現代社会においても自分の顔面偏差値を客観的に知る方法は存在しない。

客観的な評価を他人から聞こうとしても気を使われてしまい真の評価を知り得ないのだ。

だから第三者を利用して客観視する必要がある。

受験勉強なら模試、髪型や外見なら、人気の高い美容院やファッションブランドを利用することで勘違いが少なくなる。

第三者の目を利用することは人生の鉄則の1つといえる

外見に関して言うと、自分の動画を撮影するというのも非常に有効な方法だ。

鏡や自撮りはキメ顔をした一瞬を切り取っているだけなので、客観的な評価とは言えないからだ。 

鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁

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敵を知る

敵を知ることによって、自分の能力以上を発揮できる場合が多い

どんなサッカーチームも栄枯盛衰するのは、優勝することによって対戦チームに徹底的に分析され対策を取られるからだ。
受験勉強なら過去問、男女関係なら異性の思考を、就活なら企業を分析することが非常に重要だ。

敵を知ったら、敵に有効な物以外はすべて捨てること

具体的には受験勉強なら原子物理などの出題されなそうな範囲、男女関係なら異性受けしない趣味、就活なら無駄にGPAをあげるなどの行為だ。

受験勉強は合格すること、男女関係なら狙った異性を落とすこと、就活は行きたい企業に内定をもらうことが目的であって、過程はどうでもいいからだ。

 ベクトルの間違った方向の努力をしても、無駄な努力になるだけだ。

努力は結果を出すためにするものであって、結果の伴わない努力はただの意味のない苦労でしかない。

まとめ

自分の実力を把握し、敵の対策をする

要するにこれができるかどうかが、人生においての肝である。

これを意識するだけで無駄な努力=苦労をすることが大幅に減る。

無駄な努力は無駄でしかない、努力の方向を間違えず正しい方向にエネルギーを使おう。