こんにちは、めろん@医学生 です。
医学部選びに迷っている受験生は多いのではないでしょうか?
ここでは偏差値や学閥といった大学生生活に直結しない情報は除外し、医学生目線で大学生活を楽しめる医学部をランキング形式で発表したいと思います。
自分の学力と相談して、できる限りランキング上位の医学部を狙って欲しいです。
学力は個人の問題であり、いくらでも変えることができるからです。
変えることのできる学力とは異なり、立地や進級難易度は変えようと思っても変えることは出来ません。
18~24才は人生で最も大事な時期の1つです。この時期をどこで過ごすがが重要であることに異論はないと思います。
↓以下の記事にも書いたが、大学生活を左右するのは立地と進級難易度です。
しかし、立地と進級どちらも伴っていないと意味がありません。
立地がよくても進級が厳しければ遊べないし、進級が緩くても田舎だったら遊ぶ場所がないからです。
そこで、立地と進級に加えて国試合格ランキングを組み合わせて数値化したランキングを制作することにしました。
国試合格を加えた理由として、国試合格率が低い大学は大学のカリキュラムがとんでもないことが多いからです。
また予備校講師やチューターは、問題の相性と偏差値を見て志望校を決めているだけで受験生の6年間の学生生活など全く考えていません。
医学生目線でおすすめの医学部を教えようと思います。
※一般的に進級判定は厳しくなる方向にあり、厳しい教授が赴任すれば状況が一変することに注意してほしいです
立地、進級、国試合格率を総合したランキングは以下の通り。(各ランクを数値化して処理してあります)
※便宜上防衛医大は私立とした。
立地
医学部生活のつまらなさは、同一コミュニティにしか属さない息苦しさからくるものが多いです。
立地のよさによってそれが緩和されます。
立地がよければ遊ぶ場所もあるし、違うコミュニティにも属せるからです。
↓都内医学部なら、こんなブルジョアなサークルに属すことも可能。
貴族みたいなサークル見つけた pic.twitter.com/KDQvubcySN
— めろん@医学生 (@gatigatitv) 2018年3月13日
評価方法
すべての大学の立地をGoogle Mapで調べ、大部分はストリートビューで確認し、主要駅へのアクセス時間まで調べました。
立地はSS、S、A、B、C、D、E、F、Gの9段階評価。
評価基準は以下の通り。
・大学の周りが栄えているか
・東京、大阪といった大都市へのアクセスがいいか
・車なしでも生活できるか(電車網が整っているか)
・気候がいいか(雪は大幅マイナス)
例えば横浜市立大学は大学周りは全く栄えていないが、横浜へのアクセスがいいのでBランクとしました。
一方で 、大学周りは栄えているが大都市へのアクセスが悪い大学はランクが低くなっています。遊べば同級生と遭遇するような環境は立地がいいとは言えないからです。
ランキングは以下の通り
進級
進級は言わずもがな、6年間の学生生活を左右します。
進級判定が厳しいと遊ぶ時間がなくなるし、留年する可能性も上がります。
留年すれば、友達はいなくなりメンタルに不調をきたします。
また留年しなくても、勉強漬けの毎日を送ることを強制されれば楽しい学生生活とは不縁となります。
更に留年歴があると、マッチングと呼ばれる就活の際にも響きます。
生涯年収は減るわで百害あって一利なしなのが留年です。
↓医学部で留年しない方法は以下の記事を参照。
評価基準
進級難易度の評価としては、各大学の留年者数を元に判断しました。
最も客観的な指標といえるからです。
SS、S、A、B、C、D、Gの7段階で評価しました。ランクが上のほうが進級しやすいです。
Sの大学と、Gの大学に知り合いがいますが、誇張ではなく1年に数百時間、下手したら1年で700時間以上勉強する時間に差があると思います。
医学生はCBTと国試に通ることがまず第一なので進級に苦しむのはナンセンスです。
参考にした情報ソース
↓進級難易度ランキングは以下の通り。
私見を述べると学力的にC以下の大学なら、1年浪人したほうがいいかもしれません。
留年する可能性が著しく高いし、それならランクの上の大学に行って進級に苦しまずに6年間過ごしたほうが精神衛生上もいいからです。
真の国試合格率
大学が発表している合格率ではなく、合格者数/出願数で算出した合格率を元にランキングを作りました。
医師国家試験に受からなさそうな学生を6年で留年させて、国試を受験させないというのは一部の私立大学の常套手段だからです。
上位の数%の差はあまりないので、数値化する際に差がつかないようにしました。
逆に80%以下は明らかに、カリキュラム等に問題があるといえるので数値を低く設定しました。
↓医師国家試験ランキングについて、詳しくまとめた記事はこちら
真の国試合格率ランキングは以下の通り。
終わりに
いかがだったでしょうか。
なんと、ランキングのトップ3を私立御三家が独占という結果になりました。
圧倒的な立地と、進級難易度の低さ、国試合格率の良さもあいまっての結果です。
学費を払える余裕があるなら、国公立ではなく私立御三家を狙ってみるのもいいかもしれません。(私立御三家は国公立以上に超難関ですが・・・)