さて、先日国公立大学の後期入試の合格発表も終わり、大学受験も一段落ついたというところでしょうか。
合格された方、おめでとうございます。晴れて医学生ですね。
今回はそんな4月から医学部に入る人に送る記事です。
自分自身の反省も踏まえて、書きたいと思います。
医学部に関係なく新大学生に関するアドバイスはこちら
受験終わって大学生活始める人へ
— めろん (@gatigatitv) February 16, 2018
・生協系の商品やサービスは全部いらん
・タブレットはケチらず買っとけ
・運転免許は大学入るまでに取っとけ
・サークルは2-3個入っとけ
・代返&過去問くれる人脈だけは作れ
・大学で真面目でも評価されない
・恋愛は早い者勝ち
入学前にやっておいたほうがいいこと
基本的にないです。遊びましょう。
Twitterやインスタなどで入学前から同級生とコンタクトを取ってる人がいますが、焦る必要はないです。
大学に入ってから学年のライングループに入ればいいし、そもそもネット上だけだと相性が良いかどうかもわかりません。
むしろ入学前からグループが固定されてしまうことの弊害の方が大きいです。
大学のパンフレットやツイッターなどで、どんな部活があるかなどを調べるくらいでいいと思います。
物理選択なので生物の勉強しておいたほうがいいんですか?という人も気にしないでいいです。
医学部はほとんどが物理選択だし、それでもなんとかなります。気にせず遊びましょう。
大学のうちに確実に身につけておいたほうが良いスキルは
・英語
・ブラインドタッチ
でしょうか。
特に英語はマッチングの試験にも使われたりするし、海外旅行に行っても役に立つのでコツコツやるのをおすすめします。
パソコンはWindowsをおすすめします。
大学の授業で使われるのは基本的にWindowsだし、医者になってからも電子カルテなどはWindowsで動いています。
早いうちからWindowsに慣れておいたほうがいいです。
ブラインドタッチは確実に習得しておきましょう。
レポート、プレゼン、電子カルテなどなど。これ以上役に立つスキルはないと思います。
入ってから
入ってから1~2ヶ月はボーナスタイムです。
どんどん話しかけて気の合う人を探しておきましょう。飲み会もとりあえずは出ておくことをおすすめします。
大学や学年のカラーにもよりますが、この時期に話しておかないとそのまま話すことなく卒業する人もザラにいます。
学籍番号や出席番号が近い人とは後でいくらでも仲良くなれるので、あえて遠い人と絡んでいくといいと思います。
同じ出身高校で群れる人もいますが、そんなのは後からでもいくらでもできるのであえて知らない人と話したほうがいいです。
一般教養科目が選択できる大学なら、先輩に楽な科目を聞いておくといいと思います。
この時に1年で留年する可能性があるか?するとしたらどの科目か?という点は必ず聞いておきましょう。対策が取れます。
ブラックな部活は部活同士の紳士協定で教えてくれない場合が多いので、同級生と情報交換するといいです。
恋愛ですが、この時期に付き合うのが一番いいです。恋愛は早いもの勝ちだからです。
1年から付き合って、そのままゴールインというパターンも意外と多いです。
女子の場合は特に相手を見極める必要があります。一回別れると、その後アプローチしてくる男子がグッと減ります。
バイト
時給が良いのは家庭教師です。同級生には時給10000円という猛者もいました。
しかし、家庭教師は入れる時間が限られているので稼ぎまくるということには向いていません。あくまでコスパがいいだけです。
家庭教師はトライなどの業者を介すると中抜きされるので、個人契約にしましょう。
中抜きされないし、交渉次第で時給を上げることができます。
ただ、個人契約の場合コネが重要なので、うまいこと相手を見つける必要があります。
ガッツリ稼ぎたい人は中高一貫校生の通う塾や医学部専門予備校のような所がおすすめです。要求されるレベルも高いですが、その分時給も高く更にたくさんシフトを入れることができるので稼げます。
同期で稼いでる人はここらへんが多かったような気がします。
駿台や河合塾といった大手や中小塾は、時給がそれほど良くなかったりするのでおすすめしません。ただ、要求される学力もそこまでいらないので、もう受験勉強なんてガチでやりたくねーよという人にはいいかもしれません。
社会経験ということで、飲食をやる人も意外といます。
医学部に入ると、バイトくらいしか外との交流がなくなったりするので飲食系も意外とおすすめです。
変わり種だとホストやキャバ嬢をやってる人もいます。ただ水商売は心が擦れるのであまりおすすめしません。
ただ、バイトは貴重な大学生活の時間を売っているということを肝に銘じましょう。
金は卒業すればいくらでも稼げますが、大学生活の時間は二度と戻ってきません。
可能であれば奨学金をフルで借りるなり、親に頼るなりしてできるだけバイトをしない方がいいと思います。
勉強
勉強に関してはこちらの記事で書いたので、よかったらどうぞ。
要点をまとめると
・まず過去問とその解答を入手
・過去問5年分と解答を完璧に暗記
・余った時間で、レジュメ確認
・よっぽど暇なら教科書を読む
という感じです。
医学部というか大学の試験は指導要領もなく、教授の一存で好きに試験を決めれるので過去問が非常に重要になってきます。
出題範囲が教授の研究している範囲や好きな範囲が出されるので、過去問でその対策をしましょう。全く同じ問題が出るのもザラです。
市販の参考書をやってれば受かった大学受験と違って、情報が全てです。
部活
永遠のテーマと言える部活に入るか入らないか?問題。
結論から言うと、入っておいたほうがいいと思います。
なぜなら、部活に入るメリットとして
・先輩、同期、後輩と繋がれる
・情報が入る
・マッチングの時に約立つ
があるからです。
高学年になってようやくわかることですが、結局医者の世界もコネが全てということです。
というのも研修医のマッチングのときもコネ採用はあるし、収入などの聞きにくい情報も部活の先輩なら聞きやすいです。
さらに、生の情報が聞けるという点が非常に大きいです。
ネットで就活(マッチング)情報を収集しようとしても至難の業で、ほとんど情報を得ることはできません。
勉強に関しても、やばい科目や楽な科目、どのように勉強したらいいのかなどはその試験を実際に通っている先輩に聞くのが一番早いです。
さらに学年で過去問を共有しているような大学が多いですが、本当に使えるノートや模範解答などは内輪で回しているところが多いです。
高学年になって実習などが始まると、同じ班の人以外とは交流する機会が格段に減ります。その時も部活などがあると、リフレッシュできるのでおすすめです。
さらにマッチングや病院見学の際には必ず、「部活は何やってるの?」と聞かれます。
この時に何もやっていないと、そこで会話が終わってしまいますね。
またマッチングの際も部活やってる人のほうが評価されるという話があります。
入らなくてもいい人は
・大学がある地方に絶対に残らない人
・部活以外によっぽどやりたいことがある人
くらいでしょうか。
特に、その地方に残る人は間違いなく入っておいたほうがいいです。
新歓シーズン以外に入るのは難しいですが、辞めるのはいつでもできるので。
ただ、一部には休むのにいちいち連絡を必要としたり、辞める際に執拗に引き止めるなどのブラック部活も存在するということなので、そこらへんの見極めも大事です。
一般論として、チームスポーツほどブラックになる傾向があります。
大学にもよりますが、サッカー、バスケ、ラグビー、テニスなどはブラックが多い印象です。
まとめ
医学部に入ったら
・(最初だけでも)部活に入っておけ
・(最初だけでも)飲み会に出とけ
・先輩の知り合いを作っておけ
・横(同期)の繋がりを増やしておけ
・情報収集をしておけ
・女子が付き合う場合は慎重に
こんな感じです。
あまり部活は推奨していなかったのですが、学年が上がるにつれ考えが変わりました。
学生生活を楽しんで過ごせることを祈ってます。
何か質問等あればTwitterのDMにお願いします。