こんにちは、めろんです。
さて少々、毒々しいタイトルになってしまいましたが車を持つことは貧乏への最短コースということは間違いないので、理由について解説してきます。
車を持つメリット
車を持つことで、移動が自由になったりすることはあります。
しかし車のメリットはありますが、車を持つメリットはほとんどありません。
現在ではレンタカーの他にもタイムシェアリングなど、所有しなくても利用できる方法が充実してきているのであえて車を持つ必要はないのです。
急な移動にはタクシー、遠出はレンタカーで十分なのが現実です。
車を持つデメリット
車を持つデメリットは山のようにあります。
後述しますが、車の購入費、駐車場代、税金、保険代などなど山のように出費が出ますし、さらに運転するリスクもあります。
自分が全く悪くなくても交通事故の加害者になる可能性はあるし、被害者になる可能性もあります。
具体例に沿って考えてみる
埼玉県大宮で新宿通勤の人が、トヨタのプリウスを買った場合について考えてみようと思います。
車の値段 260万×1.08(消費税)=280万
オプション 20万×1.08=21.6万
駐車場代 1万×12ヶ月=12万
ガソリン代 1万×12ヶ月=12万
自動車税 3.95万
車検代 4.18万÷2(年) 2.09万
自賠責保険 1.3万円
任意保険 6.5万円
参考 プリウスの排気量と自動車税&重量税はいくら?【2018年版の税金計算】|サラリーマンの税金計算してみたブログ
車に10年乗るとして、購入価格とオプションの合計を10で割ったのを年間の維持費に加えて合計すると、なんと一年で68万円もかかることがわかります。
さらに、この出費は10年後に車を手放す時まで続き、10年後に車を売ろうと思っても二束三文でしか売れません。
さらに、大宮から新宿へ通勤する際の定期代の月額1.39万円を追加すると、なんとベッドタウンに住み車を持つだけで84.7万円の出費になるのです。
これを月額換算するとなんと7万円。
大宮の家賃に+7万あれば十分都内に住めます。
実際は大宮と新宿の家賃相場は4万程度しか変わらないので、職場の近くに住んだほうがいいことがわかります。
大宮ではなく、地方都市の場合も同様です。地方に住んでも定期代がかからないだけで、なんと月額5.7万円もの出費が出るのです。
しかも駐車場代以外は全国共通なので、給料が高い東京でも安い地方でも同様の出費となります。
ここまで読んだ方はいかに車を持つことが馬鹿らしいかわかったと思います。
地方は家賃が安いと聞きます。が、車が必要なレベルの田舎に住むとその家賃の安さも相殺されるくらいの費用がかかってしまいます。
車を買っていると、いくらお金があっても足りないというのはこういった理由からです。
金持ちはベンツなどの高級車に乗ってるじゃないか!という意見もあるかと思いますが実際は違います。
彼らは、節税のためにしょうがなくベンツを買っているだけで自分のポケットマネーから買っているわけではありません。
まとめ
・車のメリットはあるが、車を持つメリットはほとんどない。
・地方やベッドタウンで車を持つなら、都心に住んだほうがいい。
・車はとんでもない金食い虫。