炎上しそうなタイトルだけど、
を見て思うことがあったので書く。
もちろん人助けをしたい!とか、どうしても医者になりたい!という人もいるだろうから、無理には止めない。
ただ、男から見て女性の医学部進学はあまりおすすめできないという現実的な話。
男社会である
結局の所これに尽きる。
圧倒的な男女比(8:2のところまである)、部活中心の学生生活、厳格な上下関係。
医学部、医者はゴリゴリの男社会なのだ。
働き始めてからも外科系はもちろんのこと、内科であってもメジャー科は男社会である。(よって女性はマイナー科に進むケースが多い)
さらに、教授や研修医、同期からのセクハラは日常茶飯事らしい。(筆者は学生間で実際にそういったケースを見たことがある)
さらに新専門医制度といい、女性が働くような仕組みになっていないのだ。
つい先日も私立医学部による女子差別問題が明らかになったが、平成最後の年、2019年になってもこのザマなのである。
女子差別を平気で行っている老人達は、将来の自分の上司だ。
キラキラできない
基本的に多くの医学生は運動部に属し、勉強漬けの日々を送っている。
要するに一般的な女子大生に比べて学生生活が泥臭いのである。
平日は部活、ファミレスで勉強、長期休暇は東医体西医体(部活の大会)などなど。
コミュニティが狭いので、噂もすぐに回る。息苦しい生活が続く。
テニス部なら1年は男女関係なく、球拾い。マネージャーであっても炎天下で応援。
紫外線?なにそれ。
肝心の長期休暇も部活の合宿や大会、応援で潰される。
サークルではなく、部活なので適当な対応は許されないことが多い。
実習が始まれば、大学もサボることも厳しくなる。
文系に進んだ同期を見ると、萎えること間違いなし。
中高の同級生がOLとして社会に出て、キラキラとした社会人生活を送ってる間も自分は実習、国家試験と泥臭い日々が続く。
↓丸紅の一般職
↓サイバーエージェント
さらに、働き始めてからが一番大変になる。
一部には美人すぎる女子医大生
のように一見キラキラした学生生活を送っている人もいるように思うが、実は影でガッツリ勉強していることは想像に難くない。
男女比も先述の通り6:4~8:2というケースが多い。
つまり、仲良くできる女子が40~20人しか同期にいないということである。
40-20しかいないということは、学年によって当たり外れが激しい。
一人も気の合う人ができないという場合もザラにあることだろう。
さらに喧嘩した場合は悲惨で、喧嘩した後も6年間ずっと接しなくてはいけないのである。
さらに、医学部の場合は都会校は非常に難関となっており、入るのが非常に困難となっている。
どこでもいいからと入ると、最初のはてな匿名ダイアリーのようになったり、↓になることも十二分に考えられる。
楽しみにしていた買い物は、何も買わずに終わってしまった。「好きなブランドの店がない……」。神奈川県内の大学病院の女性研修医(29)は秋田大医学部在学中、初めて出かけたJR秋田駅前で途方に暮れた。車の免許がなく、「車社会」の地方では外出もままならない。「連休があれば、逃げるように実家に帰っていた」
川崎市出身で慶応大法学部を卒業後、法医学に興味を持って秋田大に入った。15大学を受験し、「医師免許を取れるならどこでも良かった」。唯一合格したのが秋田大だった。
秋田大の教育環境は気に入っていた。だが今春選んだ研修先は、実家近くの病院だった。「やっぱり、どうしても東京近辺に住みたかった」と振り返る。 (8月2日 毎日新聞)
結婚できない
女医だから結婚できないのか、結婚できないから女医になるのか。
鳥が先か卵が先かという話になるが、一説によると
女医の1/3は生涯未婚で終わり、1/3は離婚し、1/3だけしか結婚生活が持続しないという。
教員に女性の方もいるが、子供がいない人を結構な割合で見る。
特に激務と言われる科に進むような場合は、子供を諦める人もいると聞く。
ストレートで進学進級したとしても、卒業時24で初期研修が終わるのは26。
専門医を取ってから子供をうもうとしたら、子供を生むのは30代になってしまう。
言わずもがな医学部受験、進級は困難なのでストレートでいくとは必ずしも限らない。
その場合はより一層結婚出産が遅れることになる。
一方で、普通の女子大生なら就職が22歳。そこからならいつでも結婚でリタイアすることができる。
根本的に医者のキャリアが出産する女性を想定して作られていないのだ。
まとめ
医学部は茨の道。女性なら特に。