暇な医者の戯言

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ワールドカップのサッカー日本代表を見て思ったこと

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日本が負けた。

 

敗北という二文字では到底表現できないような濃厚な90分。

2-0で勝利を確信していた日本列島はほんの25分で絶望の淵に突き落とされた。

 

これがサッカーとしか言いようがない、残酷な結果。

 

全員がハードワークした、緊張感のある90分。日本代表は全員が一丸となって戦っていた。

しかしサッカーの神様は残酷だった。

 

 

 

 

 

今大会の日本代表は、かつてないほどの批判を浴びせ続けられてきた。

 

2014年W杯の惨敗による日本国民の失望。

ハリルホジッチが就任するも、直前まで結果を残せずに解任。

W杯まで40日という所で西野監督が就任した。

 

監督解任のドタバタ劇。親善試合の結果の悪さ。

誰もが3敗を予想し、疑わなかった。

 

しかし、批判にさらされた西野ジャパンは逆境をはねのけた。

 

初戦、コロンビア戦。

下馬評を覆し、なんとコロンビアを下す。

 

強豪セネガル戦でも、引き分け。

 

ポーランド戦、西野監督は現実的にグループリーグを突破する戦術を取った。

しかし、ここでも批判にさらされる。

「なんで戦わないんだ!」「卑怯だ!」

何の責任も負わない部外者が文句を言うのは簡単だ。

 

 

 

本田や乾らにとって最後のワールドカップ。

原口が嗚咽をこらえながら言った、「もっとこのチームで前に進みたかった」。

 

西野ジャパンは2010年W杯の日本代表に似ていた。

直前までの試合結果は悲惨、誰も期待されてなかったが結果を出した。

 

恥ずかしながら、自分もその批判に加担していた一人である。

批判することでいいことをした気になっていた。

自分も含めて、批判する人は日本代表のことを思ってるつもりで批判しているんだろう。

 

しかし、そんな批判はただ選手を苦しめるだけだ。

部外者にできることなんかなんにもない。

 

これからはポジティブなエネルギーだけを得て生きていきたいと思った。

 

 

ありがとう、西野ジャパン。