金の本を数十冊分読んで、わかった金持ちになる方法を書こうと思う。
この記事を読むだけで金融リテラシーが相当上がるはずだ。
金が全てじゃないが、全てに金は必要なのだから。
要約すると金持ちになる方法は以下の3つだ。
1資産を買う
2ピケティの式を知る
3資産形成の式を知る
1資産を買う
資産とは要するに、「あなたの財布にお金を入れてくれるもの」のことである。
すなわち、株式、仮想通貨、印税、賃貸用不動産、投資信託、国債、社債などである。
逆に、一般的に資産と思われている自宅、車、貴金属類などは完全に負債だ。
新築、新車は買った時点で値段が3割程度下がるし、家だったら固定資産税、修繕費、住宅ローン、車だったらガソリン代、車検代、免許取得費用、備品などなど際限なく金がかかる。
後述するが、金持ちが高級車に乗っているのは節税のためであり自らの手取りから乗っているわけではないのだ。
資産を買うことで、買った資産がお金を生んでくれるようになる。それを繰り返すことが、金持ちへの最短ルートである。
2ピケティの式を知る
ピケティの式とはr>gというもの。
すなわち不動産や株式などによって得られる収入の増加率(=r)は、労働によって得られる収入の増加率(=g)よりも多いということである。
この式が成り立つために、無限に格差が広がっていく。
具体例としてダウ平均株価が上げられる。
1980年時点でダウ平均株価は約850ドル。2017年現在で約25,000ドルと約30倍もの値段になっている。一方で1980年の年収に比べて2017年の年収が30倍になったかと言われれば、当然なっていない。
よってアメリカでは上位名が下半分の億人と同じ資産を持つといったことが起こる。つまり資産運用してるだけで労働の対価を超えていくのである。
そのため金持ちは資産運用することでより金持ちになり、労働者は労働以外に収入を得る手段を持たないから貧乏のままということである。
3資産形成の式を知る
資産形成の式とは要するに
資産=(収入-支出)×運用利率
というう式のことである。
つまり資産を形成するためには収入を増やし支出を減らし、運用利率を高めるといったことが必要である。
一般的に労働者が収入を増やすことは難しい。その為に無駄な支出を減らすことが重要となる。具体的には保険や車、一見必要に見えるけど実際は必要でないものをカットしていくといい。
税金の勉強をして、節税することも重要だ。ふるさと納税、控除など勉強するだけでかなりの額が節税できる。
自営業が金回りがいいことが多い理由の1つに、経費でいろんなものを落とせるということがある。
一般人は、金を稼ぐ→税金を払う→好きなものを買うの順
自営業は、金を稼ぐ→好きなものを買う→税金を払うの順
経費で落とした後に税金を払うから、節税に加えてある程度好きなものを買うことができるのである。
運用利率を高めるのも重要だ。
銀行に預けていても、一年間で0.05%程度しか利息がつかない。100万円を預けていて一年で50円しか増えないのだ。
様々な運用方法があるから、リスクと天秤にかけて取りうる戦術を考えよう。
若い人はリスクを取れるから株式に投資すればいいし、家庭があったり高齢だったりする人は安全な国債にしておけばいい。
複利の効果を知ることも重要だ。
複利とはアインシュタインに人類最大の発明とも言わしめた「利子が利子を生む」効果のことである。
これが正に働くと、金が金を生むということになり、負に働くと雪だるま式に借金が増えるということになる。
最後に
いかがだっただろうか。
日本では金の話をすることは下品と言った風潮があり、資産形成や金融リテラシーを学ぶ機会は殆ど無い。
しかし、これらのエッセンスを勉強することで人より有利な人生を送れることは間違いない。
いい本などがあれば、是非教えて欲しい。