こんにちは、めろん(@gatigatitv)です。
先日の大学別医師国家試験合格率ランキングを制作する際に、思わぬ副産物が生まれました。
↓真の大学別医師国家試験ランキング
それは卒留率が高いブラック医学部ランキングです。
※卒留:卒業する学年で留年すること
算出方法は医師国家試験の新卒の受験者数/出願者数で出しました。
体調不良やメンタルの問題で国試を受験しなかった場合を考慮し、5年分を平均しています。
卒留すると、マッチングが無意味になる、モチベーションがダダ下がりになるなど全くいいことはありません。
※マッチング:医学部生の就職活動。病院に就職が決める。
更にもう1年孤独を味わうことになり、精神衛生上も悪いです。
ブラックとまで言い切った理由は、学生のことを考えていないからです。
卒留率が高い医学部が恐ろしいのは、国試を受験すらさせてもらえないこと。
大学受験で志望校がD判定、E判定だからといって高校が受験を妨害してくることはまずないと思いますが、医学部ではそれが行われているのが現状です。
※医師国家試験の出願期間までに卒留が決まる医学部はこの限りではありません。
結果
卒留率の高い順にランキングをまとめました。
解説
1%を切っている大学は無視して構わないと思います。
というのも、算出方法が受験者数/出願数なので当日に医師国家試験を受験しなかっただけの人が含まれるからです。
1%未満の大学は卒留はしないということが言えそうです。
一方で3%を超える大学は明らかに卒留を出しています。
特に10%を超える大学は国試合格率が低い所も多いです。
6年時に卒業と国家試験のダブルワークをしなけらばならないため合格率が低迷してると考えられます。
まとめ
卒留させる医学部、ダメ絶対。
学生の立場から言うと、卒留なんて制度はなくしてほしいものです。
また本ランキングは機械的に算出しただけなので、実際の卒留率と乖離している可能性があることを明記しておきます。